Monarc検出器による高速ハイパースペクトルイメージング
測定装置
Monarc® システムの革新的な設計により、カソードルミネッセンス (CL)信号に含まれる空間的およびスペクトル(色)情報をかつてないスピードで収集することが可能なり、鉱物学的なプロセスを解析する能力が飛躍的に向上する。
背景
CL顕微鏡法 (電子源によって励起された時に鉱物や宝石から放出された光の分析)は、地質学の歴史を理解するために使用される非常に効果的な微量分析ツールであることが証明されている。この技術は地質年代学や変成作用の研究、さらに最近では岩石学の用途における温度圧力測定など、鉱物の起源を決定するために広く使用されている。
多くのCL検出器は、波長フィルター無し(白黒)画像の形で空間情報を収集するだけである。近年、カラーイメージングは、解釈しやすく、より多くの情報を提供するため、波長フィルター無しのイメージングに大きくとって代わった。ただし、カラーイメージングで提供されるスペクトル情報は非常に限られており、微量元素の同定、価数と構造位置の同定、また定量分析ができない。数年前から、ハイパースペクトルイメージング (スペクトルイメージング) は、すべての空間情報とスペクトル情報を単一のデータセット (スペクトルイメージまたはハイパースペクトルデータキューブ) で収集するため、多くの利点があることは明らかになっている。しかし、収集速度が遅いため、地球科学分野における CLスペクトルイメージングの採用は低いままである。